【中編】株価・指標から見たグリムスの投資判断|成長株×安定配当
現在の株価とバリュエーション
2025年5月時点で、グリムス(3150)の株価は2,300円前後で推移しており、時価総額は約567億円です。
- 予想PER:約12.7倍(利益成長を織り込みつつ、過熱感のない水準)
- PBR:約3.6倍(純資産に対して高評価。収益力を反映)
- 配当利回り:約3.1%(東証平均の約2%を上回る)
- ROE:約31%(高ROE企業の代表格)
テクニカル指標(移動平均線との乖離率)
- 5日線乖離率:+0.84%(直近でやや上昇傾向)
- 25日線乖離率:+5.17%(短期的に上昇トレンド)
- 75日線乖離率:+3.93%(中期的にも強含み)
- 200日線乖離率:-3.31%(長期的には戻り途上)
テクニカル的には短〜中期の上昇トレンドが明確で、調整を挟みながらも200日線を上抜けられるかが今後の注目点です。
配当・株主還元について
- 今期の年間配当:75円(前期比 +28円)
- 3期連続の増配実績
- 自己資本利益の一部を着実に株主へ還元
成長企業でありながら安定配当も維持しており、長期保有に適した銘柄と評価されています。
投資判断のポイント
- 高収益&成長性の両立(ROE30%以上の高効率経営)
- ストック型の安定収益(電力供給による毎月の売上発生)
- 配当水準も相対的に高く、インカム+成長の両面狙いが可能
成長性・安定性・株主還元という3つの軸を持ち、中長期投資に向いた注目銘柄です。
関連記事・今後の展望
次回【後編】では、競合3社との比較を通じて、グリムスの市場内でのポジション・強み・リスクを詳しく見ていきます。
また、以下の記事もあわせてご覧ください:
- ✅ グリムスを含む景気後退に強い8銘柄まとめ
- 【前編】グリムス(3150)とは?再エネ・省エネの注目企業を事業面から分析
- 【中編】株価・指標から見たグリムスの投資判断|成長株×安定配当
- 【後編】グリムス vs 同業3社比較!どの再エネ銘柄に注目すべき?
【ご注意事項】
本記事は特定銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。
株式投資は元本保証がなく、株価の変動等により損失が生じるリスクがあります。
投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
また、記載内容は作成時点の情報に基づいており、将来を保証するものではありません。
最新の情報や詳細は、各企業の公式IR資料などをご確認ください。