【2025年4月第4週決算まとめ】増益・上方修正が相次ぐ中、好決算企業に資金集中
公開日:2025年4月26日
はじめに
2025年4月21日から25日の間に発表された決算・業績修正は267社にのぼり、内容的にも投資家の注目を集める週となりました。
- 四半期決算:28社
- 本決算:97社
- 業績修正:142社
そのうち、ポジティブと評価できる内容は全体の6割を超えており、相場全体にも安定感が出ています。本記事では、業績改善や増配、上方修正が目立った企業を中心にトピックを整理しました。
第1章:今期増益・最高益見込みの企業
今期業績が大幅に改善すると見られる企業が多く、注目が集まりました。
いずれも利益成長に加え、配当増額も発表しており、長期保有の候補として注目されています。
第2章:上方修正で再評価された銘柄群
今週は、従来予想を大きく上回る実績や見通しを示した企業に買いが集まりました。
- 東急建設(1720)
- 大成建設(1801)
- 東京エネシス(1945)
- 新日本空調(1952)
- マクアケ(4479)
- 坪田ラボ(4890)
- 正興電機(6653)
- 日本信号(6741)
- レノバ(9519)
- イシン(143A)
建設・エネルギー・IT・医療機器など幅広い分野での上方修正が相次ぎ、市場の選好も変化しています。
第3章:好調な四半期決算が評価された銘柄
1〜3月期に好スタートを切った企業は、今後の通期業績にも期待がかかります。
食品・素材業界でも底堅い需要が続いており、業績の安定性が際立つ結果となりました。
第4章:最高益・増配を同時に発表した企業
利益の拡大とともに株主還元も拡充されており、長期投資家からの注目が高まっています。
第5章:業績V字回復・急伸の企業たち
主力製品の需要増やコスト最適化が功を奏し、収益構造の改善が進んでいます。
第6章:配当増加や復配で再注目
利益の改善により、配当を増やしたり復配を発表する企業も多く、インカム狙いの投資家にとっては追い風です。
おわりに
今回の決算発表では、収益回復や配当強化といった前向きな内容が目立ちました。
外部環境の変動リスクも残る中で、企業の“実力”を測る決算を軸に投資判断を下すことの重要性が増しています。
今後も、数字だけでなくその裏にある経営戦略や事業の成長性を読み解くことで、より確かな投資判断ができるはずです。
【ご注意事項】
本記事は特定銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。
株式投資は元本保証がなく、株価の変動等により損失が生じるリスクがあります。
投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
また、記載内容は作成時点の情報に基づいており、将来を保証するものではありません。
最新の情報や詳細は、各企業の公式IR資料などをご確認ください。