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後編:NAV倍率1.0未満のJ-REIT一覧

NAV倍率1.0未満のJ-REIT一覧|kabu-lab

NAV倍率1.0未満のJ-REIT一覧(2025年5月2日時点)

※この記事は後編です。前編・中編はこちら:

以下のJ-REITは、NAV倍率が1.0未満で取引されているため、純資産と比較して市場価格が割安と判断される可能性があります。銘柄名をクリックすると、株探の詳細ページに移動します。

証券コード 投資法人名(株探リンク) 投資口価格(円) 分配金利回り NAV倍率 時価総額(百万円) 分類・概要 権利確定日
8953 日本都市ファンド投資法人 97,900 5.74% 0.85 704,176 総合型
三井不動産・伊藤忠系、商業施設中心
2月末・8月末
8954 オリックス不動産投資法人 182,400 5.07% 0.88 503,424 総合型
オリックス系、バランス型ポートフォリオ
2月末・8月末
8958 グローバル・ワン不動産投資法人 121,300 6.80% 0.86 121,132 オフィス
都心大型物件に特化
3月末・9月末
8961 森トラストリート投資法人 64,800 5.43% 0.86 230,688 総合型
森トラスト系、ホテル・商業も保有
2月末・8月末
8964 フロンティア不動産投資法人 81,600 5.39% 0.82 220,728 商業施設
三井物産系、郊外型モール中心
6月末・12月末
8972 KDX不動産投資法人 151,600 5.20% 0.85 612,342 総合型
ケネディクス系、分散型REIT
4月末・10月末
8976 大和証券オフィス投資法人 309,500 4.47% 0.77 292,923 オフィス
大和証券系、中規模物件に強み
5月末・11月末
8977 阪急阪神リート投資法人 147,800 4.47% 0.82 102,751 総合型
関西中心、鉄道沿線不動産に強み
5月末・11月末
8984 大和ハウスリート投資法人 243,200 4.91% 0.73 558,202 総合型
大和ハウス系、物流・商業施設に注力
2月末・8月末

まとめ|NAV倍率1.0未満のREITは割安な投資候補

NAV倍率が1.0未満のJ-REITは、不動産純資産に対して割安に放置されている可能性があります。ただし、割安にはそれなりの理由(市況悪化、需給の偏り、借入リスクなど)もあるため、利回りだけでなく、保有資産の内容や運用方針も総合的にチェックすることが大切です。

安定した配当と値上がり益の両方を狙う長期投資家にとって、REITは魅力的な選択肢になり得ます。最新の市況や金利動向と合わせて、タイミングよくポートフォリオに取り入れましょう。

📘 前編から読み直す → REITとは?仕組み・株との違い

【ご注意事項】

本記事は特定銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。
株式投資は元本保証がなく、株価の変動等により損失が生じるリスクがあります。
投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
また、記載内容は作成時点の情報に基づいており、将来を保証するものではありません。
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