中小型株

【2025年4月】割安×高配当|注目の中小型内需株4選(ROE×PBR×配当利回り)

【2025年4月版】内需型割安・高配当中小型株4選

【2025年4月版】内需型割安・高配当中小型株4選

世界経済が不安定な中、為替リスクをできるだけ抑えた「内需型」の割安・高配当株に注目が集まっています。
今回は、海外売上比率が50%未満の企業に絞り、「割安性」「高収益性」「高配当」を兼ね備えた中小型株を厳選しました。

✅選定条件まとめ

  • 時価総額:3,000億円未満
  • ROE:10%以上
  • PBR:2倍未満
  • 配当利回り:4%以上
  • 海外売上比率:50%未満(内需株)

👉 指標の詳しい説明は こちら をご覧ください。

銘柄データ一覧(スクロールできます)

※コードをクリックすると株探の銘柄ページに移動します。

コード 会社名 市場 業種 直近終値(円) 時価総額(億円) 予想配当利回り(%) ネットD/Eレシオ(%) 営業利益率(%) 実績ROE(%) PBR(倍) 過去5年PBR相対水準 予想PER(倍) 配当性向(%) 総還元性向(%) 海外売上高比率(%)
1662 石油資源開発 東プ 鉱業 1,036 2,663 4.83% -33.37% 17% 11.55% 0.53 49.2 3.1 30.2% 64.2% 21.3%
3076 あいHD 東プ 卸売業 2,104 1,191 4.75% -43.57% 19.8% 21.33% 1.05 8.5 6.1 27.2% 27.2% 32.2%
8130 サンゲツ 東プ 卸売業 2,913 1,724 5.15% -16.52% 10.1% 14.12% 1.60 58.3 15.6 57.5% 57.5% 12.8%
8739 スパークスG 東プ 証券・先物 1,416 591 4.80% -41.38% 45.3% 22.68% 1.72 14.9 40.3% 49.4% 18.3%

各銘柄の個別紹介

1.【1662】石油資源開発(鉱業)

【エネルギー自給に貢献、内需中心の資源株】

  • 株価:1,036円
  • 配当利回り:4.83%
  • ROE:11.55%
  • 営業利益率:17%
  • 海外売上比率:21.3%

国内の石油・天然ガス開発を担うエネルギー企業。再エネ事業にも積極的に参入中。
【懸念点】資源価格変動の影響を受けやすく、原油安局面では業績悪化リスクがあります。
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2.【3076】あいホールディングス(卸売業)

【セキュリティ機器に強み、無借金経営の優良株】

  • 株価:2,104円
  • 配当利回り:4.75%
  • ROE:21.33%
  • 営業利益率:19.8%
  • 海外売上比率:32.2%

監視カメラなどセキュリティ機器を展開。実質無借金の健全な財務体質を維持。
【懸念点】国内需要が安定する一方、成長には海外市場での拡大が不可欠です。
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3.【8130】サンゲツ(卸売業)

【住宅・商業施設向け内装材トップシェア】

  • 株価:2,913円
  • 配当利回り:5.15%
  • ROE:14.12%
  • 営業利益率:10.1%
  • 海外売上比率:12.8%

壁紙、床材、カーテンなど内装材に特化。国内住宅市場の安定需要に支えられた堅実成長企業。
【懸念点】住宅着工件数の減少局面では業績への影響が懸念されます。
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4.【8739】スパークス・グループ(証券・先物)

【高ROE・高収益の独立系資産運用会社】

  • 株価:1,416円
  • 配当利回り:4.80%
  • ROE:22.68%
  • 営業利益率:45.3%
  • 海外売上比率:18.3%

日本株を中心とした資産運用事業を展開。高収益モデルに加え、積極的な株主還元策も特徴。
【懸念点】国内外の株式市場環境に業績が大きく左右される特性があります。
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まとめ

今回紹介した銘柄群は、内需比率が高く為替リスクが小さい一方で、割安性・高収益性・高配当を兼ね備えたバランス型の中小型株です。
安定志向で中長期投資を検討している方には、ポートフォリオの一角に加える選択肢となるでしょう。


【ご注意事項】

本記事は特定銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。
株式投資は元本保証がなく、株価の変動等により損失が生じるリスクがあります。
投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
また、記載内容は作成時点の情報に基づいており、将来を保証するものではありません。
最新の情報や詳細は、各企業の公式IR資料などをご確認ください。