大型株

2025年4月版|今月の割安大型株4選(営業利益率×PBR×高配当)

【2025年4月版】安定×成長×還元!割安大型株4選

【2025年4月版】安定×成長×還元!割安大型株4選

今月の「安定×成長×株主還元」が魅力の割安大型株を厳選してご紹介します(4/23時点)。
PER・PBRといった定番の株価指標に加え、配当利回りやROE(自己資本利益率)なども比較。
初心者にも分かりやすいように、簡単な解説付きでまとめました。

✅選定条件まとめ

  • 時価総額:3,000億円以上の大型株
  • 営業利益率:10%以上(利益効率の良さ)
  • 配当性向:60%以下(株主還元余力あり)
  • 配当利回り:4%以上(魅力的な還元水準)

📊銘柄データ一覧(スクロールできます)

※コードをクリックすると株探(kabutan.jp)の銘柄ページに移動します。

コード 会社名 市場 業種 終値(円) 時価総額(億円) 配当利回り(%) ネットD/E(%) 営業利益率(%) ROE(%) PBR(倍) PER(倍) 配当性向(%) 総還元性向(%) 海外売上比率(%)
4528 小野薬品工業 東プ 医薬品 1,696 8,458 4.72% -24.68% 31.8% 16.68% 0.98 13.7 30% 29.6% 38.7%
5444 大和工業 東プ 鉄鋼 8,236 5,353 4.86% -44.93% 10.6% 14.53% 1.01 18.7 36.4% 37.0% 49.8%
6113 アマダ 東プ 機械 1,379 4,526 4.5% -19.3% 14.0% 7.86% 0.85 12.6 50.4% 99.1% 63.1%
6417 SANKYO 東プ 機械 2,119 5,509 4.72% -52.21% 36.4% 19.27% 1.69 9.0 39.3% 163.5%

各銘柄の個別紹介

1.【4528】小野薬品工業(医薬品)

【がん免疫療法薬「オプジーボ」で成長継続】

  • 株価:1,696円
  • 配当利回り:4.72%
  • ROE:16.68%
  • 営業利益率:31.8%

がん免疫療法薬「オプジーボ」で国内外に展開する製薬大手。高利益率と安定成長が期待される企業です。
【懸念点】薬価改定による薬価引き下げが、売上や利益成長に影響を及ぼす可能性があります。
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2.【5444】大和工業(鉄鋼)

【海外展開に強みを持つ国際的鉄鋼メーカー】

  • 株価:8,236円
  • 配当利回り:4.86%
  • ROE:14.53%
  • 営業利益率:10.6%

北米・アジア中心に展開する鉄鋼企業。高い海外比率と堅実な財務体質が強みです。
【懸念点】米国のトランプ政権時に導入された鉄鋼関税が長期化する場合、利益率に悪影響が出る可能性があります。
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3.【6113】アマダ(機械)

【板金加工機械で世界トップクラス】

  • 株価:1,379円
  • 配当利回り:4.5%
  • ROE:7.86%
  • 営業利益率:14.0%

板金加工機器のリーディングカンパニー。高い海外売上比率を活かし、グローバル展開を進めています。
【懸念点】北米市場への依存も一定程度あるため、米国の関税政策変更による影響には注意が必要です。
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4.【6417】SANKYO(機械)

【高収益・高配当の娯楽機器メーカー】

  • 株価:2,119円
  • 配当利回り:4.72%
  • ROE:19.27%
  • 営業利益率:36.4%

パチンコ・パチスロ機器の製造・販売でトップシェア。高い営業利益率と厚い財務基盤が魅力です。
【懸念点】総還元性向が非常に高く、将来的に利益変動があった場合、安定配当に影響する可能性もあります。
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まとめ

今回紹介した4銘柄は、いずれも高収益性・堅実財務・高還元を兼ね備えた大型株です。
一方で、個別に薬価改定や関税リスク、配当性向の高さなど、注意すべきポイントも存在します。
これらのリスクも踏まえたうえで、分散投資や長期視点での運用を心がけましょう。


【ご注意事項】

本記事は特定の銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。
株式投資は元本保証がなく、株価の変動等により損失が生じるリスクがあります。
投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、将来の結果を保証するものではありません。
必ず各企業の最新IR資料をご確認のうえ、ご判断ください。